セイコー(SEIKO)の修理

セイコー修理依頼の特徴

セイコーは、時計修理110番で最も多くご依頼を承っているメーカーの一つです。

時計修理110番では、どのようなセイコーの時計の修理依頼があるのか、ご紹介いたします。

記念の時計・形見の時計

セイコーの時計は非常によくできていて、数十年前に動かなくなってそのまま放置されていたものでも、修理すれば元通り動くようになることがよくあります。

そのため、「何十年も前に記念の品としてもらったものなのですが、修理できますか」とか、「お祖父さんの形見の時計なのですが、動くようになりますか」といったご相談が非常に多いです。

メーカーや他の工房で断られた時計

メーカーや他の修理工房で断られたセイコーも、遠慮なくご相談ください。

メーカーですと、ある程度の年数が過ぎた時計は「部品がない」などの理由で受け付けていないことがあります。

また、修理工房といっても、職人の技術力や部品在庫などにばらつきがあるため、何か所かに断られたセイコーの時計が当店で修理できたということもたくさんあります。

時計修理110番に、他店で断られた時計をお持ちくださるお客様が非常に多いのは、お客様の口コミのおかげです。

その一部は、セイコー修理事例・口コミ・評判に掲載していますので、ぜひご覧ください。他店で断られ続けた時計が、最後に当店に依頼したところ直ったというエピソードが、たくさん掲載されています。

ぶつけた・浸水した時計

セイコーの時計は、日常の生活でいつも身に付けて生活しているお客様も少なくありません。

セイコーの時計は比較的丈夫で壊れにくく、幅広いシーンでお使いいただけます。

そのためにかえって安心してしまい、うっかりぶつけたり落としたり、水をかけてしまったりすることがあります。

そして、それが原因で不具合が発生し、お問合せをいただくことがあります。

部品に不具合が生じたり、内部に水が入ったりした状態でそのまま置いておくのは、時計にとって良くありません。

特に水入りの場合は、部品のサビが進行すると修復できなくなることもありますので、できるだけ早めにメンテナンスにお出しください。

時計の修理は、事前にお見積もりをお出しし、ご納得いただいた上で作業に取り掛かりますので、ご安心ください。

セイコーの取り扱い経験豊富な職人が、責任もって修理・オーバーホールを行います!

セイコーに多い修理内容

次に、修理内容ではどのようなものが多いのでしょうか。

オーバーホール

セイコーで多いのは、全体の調整、すなわちオーバーホールです。

止まったり、時間の狂いが生じた時計は、オーバーホールとなります。

また、衝撃、落下、水入りなども、基本的にはオーバーホールを実施します。

なお、ゼンマイ交換やリューズ交換などの部分修理だけをご希望の場合でも、全体の調整をしないと正常な作動が保証できないときは、オーバーホールをおすすめさせていただきます。

ガラス交換

オーバーホールと比べると少数ですが、ガラス交換のご依頼も時々あります。

ガラスに傷がついてしまったり、ガラスが割れたりしたら、交換となります(ごく小さなキズなら、磨きでキズを目立たなくすることができるケースもまれにあります)。

セイコーのパーツは豊富にご用意しておりますので、問題なく交換できるケースが大半です。しかし、ご依頼のタイミングによっては、カットガラスなど特殊なパーツは在庫がないことがあります。

在庫がなくても、代替品をご提案したり、あるいは中古の部品だったら入手できたりすることがありますので、それらについてもお見積時にご連絡しております。

外装研磨・文字盤再生

外装のキズをなくし輝きを取り戻したい、文字盤の変色をきれいにしたい、といった場合は、外装の研磨や文字盤の再生(リダン)作業も行っています。

ただし、このような作業を行うと、新品にかなり近い見た目になります。

そのため、比較的新しい時計なら問題ないのですが、アンティークなどの古い時計や、思い出の詰まった昔の時計は、見た目の印象がかなり変わってしまうので注意が必要です。

多少のキズや変色などがあったとしても、それも含めて時計の思い出や時を経た味わいとして楽しみたいなら、外装研磨や文字盤再生はおすすめいたしません。

セイコーの修理事例

時計修理110番でセイコーの修理をした方の、実際の事例をご紹介します。

なお、同じ時計、同じ症状であっても、時計内部の状態や修理方法などは個々の時計によってさまざまです。

掲載されている修理料金はあくまで参考としていただき、正確なご料金は、無料のお見積りをご依頼ください。

ダメ元でお願いしたところ、修理できました。祖父が使用していた時計で、タンスに10年程しまわれていたものです。壊れたままでは、祖父にも時計にも申し訳なく思っていましたが、動いている時計を見て感動しました。

修理できない場合は、無料にて時計を返送していただけるとのことだったので頼んでみました。結婚のお祝いにペアで買った時計ですが、娘が使用したいと言いだしたので修理をお願いしました。綺麗に元どうりになり感謝しております

40年近く使用している時計です。メーカーのセイコーでも修理不可と言われていましたが、修理下さって感謝しています。

見積りがしっかりしていて、必要な修理のみをはじめに提示してくれました。見積もり通りの金額で仕上げていただき安心しました。使い続けるか迷っていましたが、今回の修理でさらに愛着が増しました。輝きが出て、ムーブメントも調子が良くなっています。

大手家電量販店では、古い時計のため取扱い出来ないと言われました。父の形見で、息子の就職祝いに渡す予定です。古い時計なので、修理できるのか不安でしたが、動作・外観共に満足です。

セイコー腕時計の修理料金

オーバーホールの修理料金

セイコーのオーバーホール料金は、クオーツの一般的なモデルで¥23,000+税~となります。

手巻きの時計は¥24,000+税~です。

クレドール、ドルチェ、エクシードなど一部のモデルは、¥25,000+税~となっています。

詳しくは、修理料金表(国産時計)をご覧ください。

時計によって部品の状態はさまざまで、部品交換の必要性などもそれぞれ異なります。また同じセイコーでも、モデルによって修理料金に違いがあります。

実際の修理方法や料金など詳しくは、経験豊かな職人が時計現物を拝見してお見積をご連絡させていただきます。ぜひ無料見積もりパックをご請求ください。

セイコー時計の歴史について

セイコーは、1881年に服部時計店として創業されました。

創業当初は、輸入時計の販売を中心に行っていましたが、1892年に時計(クロック)を製造する精工舎を設立し、服部時計店で販売を始めました。そして、その後、懐中時計やウォッチの製造・販売も行うようになります。

1983年には社名を「株式会社服部セイコー」、1997年には「セイコー株式会社」に変更しました。そして2001年にはウォッチ事業を分社化し「セイコーウオッチ株式会社」を設立しています。

2007年、社名を「セイコーホールディングス株式会社」に変更、セイコーグループを統括しています。

時計関連の業績としては、何より世界で初めてクオーツウォッチを製品化したことで知られています。また、オリンピックをはじめとするスポーツ大会で、オフィシャルタイマーや公式スポンサーなどを務めてきました。

セイコーの時計といえばクオーツですが、機械式時計の生産も行っています。クオーツの世界的な成功により、一時期は機械式時計の生産を中止しましたが、1998年に機械式を復活させています。

セイコー修理のお申込み方法

こちらの提携店よりお申し込みください。

ご質問、お問合せも大歓迎ですので、お気軽にどうぞ。